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 ヨットレースについて

 

感性と体を使うスポーツです。自然相手のスポーツですから、他のスポーツほど身体能力を問われることはありません。むしろ、自然の変化を感じる感性が磨かれます。まさに、頭(感性)と体を使ったスポーツです。

 

よくボートとヨットを勘違いされますが、ヨットはボートのようにこぎません。ヨットは「風」で進むのです。このヨットの原動力である風の力を 帆 (セール)で、推進力に変えることにより進む事が出来ます。後ろから風を受ける場合はヨットも水面に浮かんだ木の葉も同じように風下に進みます。では、な ぜ風上に進む事が出来るのでしょうか?そこで例えを一つ挙げていうと、傘をさしていると、急にフワッと上へ持ち上がる事があります。これを揚力といい、飛 行機が空を飛べるのも、ヨットが風上に進めるのも、この揚力のおかげなのです。興味のある方は、ぜひ一度艇庫に足を運んでみて下さい。

 

スナイプ級

 

SNIPE級は1931年にアメリカの William. F.Crosbyにより設計された、2人乗り競技用ヨットで、日本には1947年に初めて導入されました。その後、国民体育大会、高校選手権、大学選手 権、実業団選手権の正式採用種目となり、国内で最も普及しているヨットの一つです。
複雑な艤装はなく、シンプルな構造になっているのが特長です。これにより、初心者でも短期間で操船技術を習得することが可能です。

 

競技者の年齢層も15〜60歳と幅広く、長期間継続できるマリンスポーツとして親しまれています。
現在、国内では大学選手権以外にも、一般、女子、シニア、ジュニアのカテゴリーで全日本選手権が開催されており、各カテゴリーでの世界選手権も実施されて います。また、次期オリンピック採用種目としても検討がなされており、今後ますます発展していくクラスとして注目されています。

 

 

    SNIPEのクラス旗

鳥のシギをイメージしている

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